2020年03月26日(木) スタッフ日記
みなさん、こんにちは。
株式会社ジャストプレゼンテーションです。
今回はWEBについて。「トリプルメディア(オウンドメディアマーケティング)」とは?
ここでは、このような疑問をお持ちの方に対して、オウンドメディアマーケティングの全体像からメリット・デメリット、その他、運営する際の注意点などをお伝えさせて頂きます。
【オウンドメディアとその他のメディアの違い】
まずは、そもそも「オウンドメディアとは何か?」というところからご説明させて頂きます。
現在、WEBマーケティングに用いられるメディアは、主に以下の3つに分けられます。
◆ペイドメディア(WEB広告)
ペイドメディアは、お金を支払って表示させるメディアです。つまり、WEB広告のことです。代表的なところでは、GoogleやYahooの検索結果に表示させるPPC広告やバナー広告など、お金を支払って表示させる広告はいくつかあります。
◆ソーシャルメディア(アーンドメディア)
ご存知の通りインスタグラムやTwitter、Facebookなどが最も有名で、口コミや拡散が発生しやすい特徴があります。また、信頼や評判を得るという意味で、「アーンドメディア」とも呼ばれることがあります。
◆オウンドメディア
その名の通り、オウンド(owned)=自分で運営するメディアのことを意味します。一般的なホームページやブログと何が違うのかと言うと、オウンドメディアは以下の3つの役割を持っている点が違います。
・インターネットユーザーに有益な情報提供をする
・ユーザーとの信頼関係を構築する
・ペイドメディアやソーシャルメディアと連携して、より多くのユーザーにアプローチする
そのため、たとえば自分で運営しているホームページやブログも、上記の3つの役割を持つことが出来ていれば、それは、オウンドメディアとも言えます。
【オウンドメディアで必要な機能と役割】
先ほどご紹介したオウンドメディアの3つの役割を、もう少し詳しくご説明させていただきます。
◆インターネットユーザーに有益な情報提供をする
オウンドメディアでは、顧客視点に立ったユーザーにとって役立つ情報や興味関心を得られる有益な情報を配信して行きます。
インターネットユーザーにどれだけ有益な情報を提供出来るかは、とても大切なポイントとなります(企業のホームページでも、商品カタログや事業概要だけが羅列されたWEBサイトは、正確には、オウンドメディアとは呼べません)
◆ユーザーとの信頼関係を構築する
オウンドメディアの目的は、より多くのユーザーと信頼関係を構築することです。そのため、オウンドメディアには、ユーザーと定期的な接点が持てるように作っておく必要があります。具体的には、メルマガの登録やコメント機能、RSSフィード購読、ソーシャルメディア連携などがユーザーと接点を持つ機能となります。
このようにオウンドメディアの場合、有益な情報配信と並行してシステム的な面でも、ユーザーとの信頼関係を構築出来るようにしています。ペイドメディアやソーシャルメディアと連携して、より多くのユーザーにアプローチする最後のポイントは、他のメディアとの連携が出来るように設計されている点です。
ペイドメディアは、広告費を払ってユーザーに積極的にアプローチすることが出来ます。そのため、特に初期のころは、費用を払ってユーザーに閲覧してもらいますが、オウンドメディアが機能していれば、ユーザーを獲得出来ます。
またソーシャルメディアは、アクセスや流入の起爆剤となります。一度、インスタグラムやTwitter、Facebookなどでシェアされれば、多くの方にアプローチ出来るようになります。
このように、しっかりとオウンドメディアの設計が確保出来ていれば、これらのメディアと連携することが出来るようになり、より多くのユーザーにアプローチ出来るようになります。
【オウンドメディアのメリット】
オウンドメディアが機能すると、個人や企業は様々な恩恵を受けられます。その恩恵の例としては・・・
・新規顧客やリピーター顧客の獲得がスムーズに出来る
・いつでも無料で自由に伝えたい情報を配信出来る
・広告収入などの新しい収入源が見込める
・個人や企業ブランドが構築でき、大切な資産となる
オウンドメディアの運営が機能すると、上記のようなメリットを得ることが出来ます。
特に、この中でも「新規顧客やリピーター顧客の獲得がスムーズに出来る」ということは、最も価値が高いところで、企業や事業提供者にとって、お客様のほうからご連絡をいただけることは、事業をスムーズに進めることが
出来ます。
ちなみに、なぜこのようなことが出来るようになるかと言うと、これは検索エンジンを有効に活用出来るようになるためです。オウンドメディアの運営は、有益な情報をインターネット上にアップします。有益な情報配信をすることにより、GoogleやYahoo!の検索ユーザーを多く獲得出来るようになります。
【オウンドメディアのデメリット】
一方で、オウンドメディアのデメリットも挙げておきます。
※立ち上げ当初はアクセスがなかなか増えない
オウンドメディアの立ち上げ時は、コンテンツ数も少ないため、最初はほとんどアクセスが増えて行きません(これは、ユーザーがサイト上で「見れるコンテンツが少ない」ということもありますが、サイト自体に有益なコンテンツが少ないと検索エンジンの上位表示も難しいためです)
そのため、オウンドメディア立ち上げ時は、アクセス数は気にしないで記事数を増やすことに注力する必要があります。
※効果が出るまでの一定の期間がかかる(忍耐が必要)
上記の「アクセス数が増えない」ということと関連して、オウンドメディアマーケティングの効果は、すぐには出ません。
オウンドメディアで必要な機能と役割で説明した通り、ユーザーに有益な情報提供をして、ユーザーとの信頼関係を構築して行く必要があります。この構築作業はある一定以上の接触と期間が必要となります。
※ライティングスキルが必要
オウンドメディアを運営するためには、何と言っても文章を書けなければなりません。具体的なスキルとしては、コピーライティングスキルやWEBライティングスキルになります。そのため、読者に伝わりやすい文章や分かりやすい文章を書けるように心がける必要があります。また、「書くことに慣れる」ということも大切です。
【その他、心がけるべきこと】
オウンドメディアマーケティングの最大のポイントは、顧客視点です。ユーザー目線になって、コンテンツを作っていく必要があります。そのためにもいくつかポイントがありますので、最後にご紹介させていただきます。
◆スマートフォンユーザーにも読みやすく
現在は、パソコンよりもスマートフォンからのアクセス数が多いのが一般的です。そのため、スマートフォンからアクセスしても問題なく読めるようにレイアウトを対応させておく必要があります。構築するオウンドメディアは、出来ればスマートフォン対応されていることが望ましいです。
◆読者を想定する
マーケティング用語で俗にいう、ペルソナを想定するということです。万人に向けて書くというよりは、たった一人に向けて書く方がより明確且つ具体的になるため、結果として良いコンテンツが書けるようになります。
◆継続すること◆
最後のポイントは「継続」です。オウンドメディアマーケティングは続けることが非常に重要です(実はこれが一番難しい作業です)。コンテンツがある程度溜まって来たら、更新もそこまで頻繁にする必要はなくなりますが、立ち上げ当初は頑張ってコンテンツを上げ続ける必要があります。
以上、オウンドメディアマーケティングについてお伝えさせて頂きましたが・・・最後に記載した「継続」、文章を書かないことには始まりません。
「運用体制」というものが確立されていなければ、サイトを作ったものの放置状態…例えば、ブログ記事や新着情報などが「2018年〇月以降更新されていない」、このようなサイトは多々見かけるかと思います。これでは、宝の持ち腐れになってしまいますので、あらかじめ「運用体制」については社内で役割分担されることをお勧めいたします。
◆株式会社ジャストプレゼンテーション
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