2018年06月04日(月) スタッフ日記
みなさん、こんにちは。
ジャストプレゼンテーションWEB事業部の山本です。
今回は【少ない稼働で売上が上がるチラシ配り5つの方法とコツ】を伝授したいと
思います。
同じチラシでも配り方を変えるだけで、お客様への届き方や反応に違いが出ます。
自分が扱う商品やサービスには、「どんな配り方が一番効果的なのか?」を
探る必要があります。
20~30年前と比べ、チラシの効果は薄れて来ています。
なぜなら、広告の方法が従来のチラシに加え、テレビ、インターネットなど
様々に多様化してきているからです。
そこで、一つの方法に固執することなく、手軽に色々な方法を試してみて
あなたの商品やサービスに合った最大限の効果を発揮出来るチラシ配りの方法とコツを探しましょう。
ここでは・・・
・折り込チラシ
・ポスティング
・フリーペーパー
・タウンプラス
・街頭手配り
と 5つのチラシの配り方について特徴、メリット、コツをまとめてみました。
あなたのお店、会社のチラシにピッタリな配り方が必ず見つかる筈です。
【1:チラシをより効果的にするには】
チラシの効果を高める方法として「認知率を上げる」があります。
広告を繰り返し行うことで「見たことがある」から「知っている」「よく知っている」に
なり、消費者になっていくという「単純接触効果」を使った手法です。
「単純接触効果」とは、人と人との関係で、「他人→知人→友人→特別な人」と接触回数が
増えることで好感度が増していくといった心理効果です。
その心理効果は、広告や情報にも当てはまります。
3回接触するとその製品を認知し、7回接触すると購入される確率が格段に上がると言うものです。
チラシは一回で大きな効果は期待出来ません。
繰り返しの配布と、どの配布方法が効果的かを色々試してみる必要があります。
チラシの効果をすぐに発揮させるのであれば、
「先着〇〇名様 特別価格!」
「店頭抽選で〇〇が当たる」
などの目玉をつくることで集客に繋がります。
また、試食や試供品などで自社製品の良さを知ってもらい、ハードルの低い入り口を
設けることにより、売りたい商品の売上を伸ばすという方法もあります。
一度お馴染みになっておくと、次回以降のダイレクトメールやチラシなどにも
抵抗が少なく反応も上がります。
チラシの効果を高めるためには、サイズや、紙質もとても重要になります。
新聞の折り込ならB3かB4が収まりの良いサイズとなります。
B3なら情報量の面から見てもコストダウンになります。
情報量が多いとはいえ、街なかで手渡されては邪魔になります。
「何を使ってチラシ配りをするか」によって情報量、サイズを決める必要があります。
インターネットの反応の高い商品や方法、チラシの反応の高い商品や方法を見つけて
費用と効果の両面から考えましょう。
【2:チラシ配りの方法】
チラシの配布方法には
・新聞やフリーペーパーに挟んでポストに配達する方法
・直接チラシをポストに入れていくポスティングという方法
・駅や店頭などで歩いている人にチラシを手渡しする方法
などがあります。
(2-1:折り込チラシ)
新聞の折り込チラシ
地域の新聞購読家庭すべてにエリアを絞って、一気にチラシが配れるという利点があります。
また「新聞は読まないがチラシは見る」という人もいます。
新聞の折り込チラシは、近所のスーパーなどの情報が載るため主婦層が多く利用しています。
新聞購読の多い年代は、60代63.0%、50代52.7%と圧倒的に年齢の高い世代です。
10代、20代になると10%に満たなくなります。
曜日別に見ていくと、月曜日から木曜日辺りまでは、スーパーなどの曜日別特売の情報が多いので
主に主婦などがターゲットになります。
週末や金曜日から土曜日は、ファミリー向けの衣料品、レジャー外食関係のチラシが増えます。
仕事や学校が休みになる週末は、チラシの量も一気に増えます。
ターゲットはサラリーマンや学生、ファミリーです。
土曜日、日曜日は住宅の展示会や車の販売など家族で相談して決めるような、
または家族で出かける目的のチラシが多くなります。
ターゲットはファミリーです。
このことから、新聞の折り込チラシは高齢者や主婦層、ファミリーに向けたもの
が効果的だと言えるでしょう。
(2-2:ポスティング)
新聞の折り込チラシのカバー的存在です。
新聞購読世帯以外の家にも届けることができ、対象年齢や性別に関係なく幅広い対象者に
向けた商品やサービスに向いています。
ポストに直接入れられるため、単体として目に止まりやすいという利点があります。
また、お試し品なども一緒に配布することが出来ます。
しかし、マンションなど ポスティング禁止の住宅もあるので注意が必要です。
(2-3:フリーペーパー)
地域のフリーペーパーに折り込んで配布する方法です。
フリーペーパーポスティングの場合、フリーペーパーの特性により
対象者が絞られる場合もあり、人の集まる場所への配布も可能性が高くなります。
フリーペーパーに掲載されている内容に沿ったチラシならクーポン券などとの併用で
かなりの効果を狙えます。
(2-4:タウンプラス)
郵便局のサービスで、「タウンプラス」というのがあります。
エリアを指定するだけで、送り先の住所や名前が分からなくても
チラシを郵便物として配布することが出来ます。
性別、年齢、既婚未婚、家族構成、住宅別世帯、推計年収データのうち、
2つのデータを使って絞り込みが出来るサービスです。
新規顧客獲得やエリアを絞ったアプローチに最適です。
ダイレクトメールやチラシとは違うユニークな媒体と言えます。
ただし、タウンプラスは一通あたり30円と新聞の折り込チラシの約10倍という
費用がかかるのが難点です。
タウンプラスを入り口として反響をもとに商品やチラシを費用の面でもより良い方向に
持っていけるように模索して行きましょう。
(2-5:街頭手配り)
ポスティングに比べてチラシ配りは、直接人に渡すので効果は大きいと思われます。
ポスティングは、チラシ自体がどれだけ興味を引くかが重要でしたが、手渡しは
配っている人やお店の魅力でチラシの効果以外の集客が見込めます。
ですから ただ単に「配っているだけ」では宣伝効果は半減してしまいます。
(2-5-1:街頭手配り 場所)
街頭手配りの場合、どこで配るかは重要なポイントになります。
たくさんの人が通る場所を見つけなければなりません。
駅であるならその先にあるもの、例えばショッピングモールや官庁などに向かう道は
人通りが多くなります。
大きな駅では、迷惑行為にならないよう少し離れたところで 駅からの人の流れを読みましょう。
バスターミナルに向かう人の流れや大きな交差点、一直線に向かう大きな流れを
見つけなければなりません。
気をつけなければならないのは、場所により通路使用許可が必要であることです。
警察に届けを出しますが申請から許可が降りるまで数日かかることもあるので
スケジュールに組み込んでおく必要があります。
また、ショッピングセンターあるいはその付近も施設の許可が必要です。
建物内でなくても敷地内は許可が要りますので気をつけましょう。
(2-5-2:街頭手配り ターゲット)
まず、チラシの内容によって男性、女性、どの年代の方に手渡すのが効果的なのかを決めます。
「誰に配るか」により、配る場所も時間帯も変わってきます。
男性やOLの方をターゲットにする場合は、仕事帰りを狙うのが効率的ですし、
主婦なら夕方よりも、日中のスーパー、ショッピングセンター付近が多そうです。
学生なら学校周辺やイベント周辺といった具合です。
(2-5-3:街頭手配り 配り方)
街頭での手配りはポスティングと違い、配る人の第一印象がとても重要になります。
一言で言うと「明るい印象」が大事です。笑顔、明るい声、キビキビした動作に人は惹かれます。
ただでさえ、チラシを受け取るのを面倒に思っている人が多い中、暗く小さな声でチラシを
差し出されても受け取ってくれる人は少ないでしょう。
その他、基本的なことで「両手が塞がっている人には差し出さない」
「片手が空いている人は 空いている手の方へ差し出す」などがあります。
人は、一手間だけのことで面倒に思い、受け取ることをやめてしまいます。
また、行く手を遮らない、通行の妨げにならないは、「もらう」気持ちから「邪魔」の気持ちに
切り替わってしまうからです。
声は大きくハッキリと、そして短くが大切です。
すれ違う短い時間で「何を」配っているかをアピールしなければなりません。
腰を落として相手の手の位置にしっかりと強引ではなく、優しさをもって差し出しましょう。
そして、受け取って頂いたら笑顔で「ありがとうございます」としっかりお礼を言います。
面倒に感じられますが、周囲に好印象を与えますし、その雰囲気は、後続を歩く人にも伝わり
チラシを受け取りやすくさせます。
何人かのグループに見受けられる時は、一番前の人にチラシを渡すことにより自然と後の人たちも
受け取る雰囲気になります。
第一印象がすべてのチラシ配りで、服装もとても重要になります。
基本は清潔感、好印象です。
しかし、配るチラシによってはインパクトを与え、興味を引くための奇抜な衣装を身に着けると
いうのも一つの方法です。
変わったウリ文句も考えて、合わせるとより効果的になります。
チラシ配りでもう一つ重要なのは「心の持ちよう」です。
チラシを受け取ってもらえなくても「めげない」「へこまない」ことです。
受け取ってもらえないことが続くと「どうせ次もだめだろう」と思いがちですが
その気持は知らず知らずのうちに表情や態度にあらわれてしまいます。
すると、ますます受け取ってもらえないという悪循環におちいります。
「すべての人に渡す」
「すべての人に好きになってもらう」
「すべての人に来店してもらう」
といった上向きの気持ちを持ち続けることが大切です。
帰る時には周囲を見渡し、捨てられたチラシを回収します。
イメージダウンやクレームの対象になります。
【2-6:インターネットで広告を出す】
インターネットの普及により、広告の方法も随分と様変わりして来ました。
チラシからリスティング広告に変えてしまった会社が多くあります。
「リスティング広告」とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジン等に広告を配信して
アクセスを集める集客方法です。
主に商品を販売する企業サイトで、個人でもドロップシッピングや
アフィリエイトで利用されています。
リスティング広告は、クリックされた数しか課金されませんので
少ない費用で効率よく、初心者でも簡単にサイトへ集客することが出来ます。
【3:まとめ】
少ない稼働で売上が上がるチラシ配り5つの方法
メリット、デメリット、ターゲットをまとめてみました。
(3-1:折り込チラシ)
■メリット
エリアを絞って一気に配れる
確実に届く
信頼感がある
■ターゲット
家族
主婦
高齢者
■デメリット
他のチラシに埋もれてしまう
新聞非購読者世帯には届かない
(3-2:ポスティング)
■メリット
地域を指定すれば新聞非購読世帯以外にも届けられる
ポストに単体で入るため目立つ
サンプルや商材も一緒に配布出来る
■ターゲット
年齢、性別に縛りのない広い層に向けた商品やサービス
■デメリット
ポスティング禁止の住宅、マンションには届かない
(3-3:フリーペーパー)
■メリット
フリーペーパーの広告掲載と合わせて相乗効果を狙える
人が集まる場所(会社など)への配布も期待できる
■ターゲット
フリーペーパー購読者
■デメリット
特性により商品ターゲットが絞られる
(3-4:タウンプラス)
■メリット
性別、年齢、既婚未婚、家族構成、住宅別世帯、推計年収データのうち、
2つのデータを使って絞り込みが出来る
■ターゲット
希望するターゲット
■デメリット
コスト
(3-5:街頭手配り)
■メリット
ターゲットに直接アプローチ出来る
移動しなくても良い
■ターゲット
希望するターゲット
■デメリット
チラシ配布者の人柄、力量が問われる
いかがでしたか?
あなたのお店や会社にピッタリなチラシの配布方法は見つかりましたか?
難しく考え過ぎずに、まずは試してみましょう。
実際に配ってみると、お問い合わせの数や注文数などで、「枚数に対してどれくらいの反応があったのか?」
計算出来るようになります。
「100枚配って何件反応があったか?」「お客さまが来たか?」
その数字に対して、チラシや配る場所を変えるなどして、改善をしていくことが
チラシ集客で成功するための近道です。
株式会社ジャストプレゼンテーション
山本